哀しい知らせ

2003年4月13日
父から突然電話。

「今どこにいる?」
から始まる電話はたいてい「今から行こうと思ってる」のサイン。

「今、市役所にいる。お母さんの用事を済ませてから行く」
と言って、電話は切れた。

しばらくするとやってきた父と母とマルチーズの「マル」

「市役所なんて、弟が書類でも忘れたの?」
と聞いたら、返ってきた答えはとても哀しいモノだった。

金曜日に突然舞い込んできた花火事故。

弟の高校の同級生がその事故で亡くなり、今夜がそのお通夜とのこと。
仕事が忙しく、新聞に目を通す暇もなかった弟。
彼がそのことを知ったのは友人からの電話。
慌てて親に喪服を持ってきてくれるよう頼んだみたい。

亡くなった方は3月に子供が産まれたばかりだったらしく。
新聞に掲載された訃報広告の喪主は本来なら奥様のはずだけど、お父様だったらしい。
奥様は産後間もない上に突然の訃報。
きっとショックも大きかったんだと思う。

この事故は、遠く鹿児島市から離れた場所でも風振が感じられたらしい。

大きな事故。

福岡から研修に来ていた人。
婚約していた人。

一瞬にして失われた未来。

ただただご冥福をお祈りしたい。
そして、残された遺族の方々が一日も早く立ち直れますように。 

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桜

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