その一言が・・・

2006年3月17日
人の生死を分けたのかもしれない。

営業Kさん。
長時間にわたる打ち合わせが終わった直後、慌てた様子で私に指示を出し「病院に行ってくるから。妻が緊急手術なんだ」って。

大丈夫かなって社内でもみんな心配して。
でも、明日、明後日のイベントはKさんが全部段取りをしていて。
何をどのくらい用意できてるのか、全然わからない。
病状によっては、Kさんは奥様に付きっきりになるだろうから・・・
いろんな人に確認しながら、足りないものの手配をしたりしなきゃ。
そう思っていた。

4時くらいになって、Kさんは会社に戻ってきて。
奥様が一命を取り留めたことを知った。

珍しい病気だったらしい。
食道と気道の間にある弁が、なんらかの原因で腫れて。
それが気道を塞いで窒息死しかけたらしい。
だから、その腫れを手術で取り除けば問題なくなる。

朝から奥様の体調は良くなくて。
Kさんは出掛けに「耳鼻咽喉科に行けよ」と言ったらしい。
そして、耳鼻咽喉科で即大学病院に行くよう紹介状を渡され、自力で大学病院に行った奥様。
そこで、緊急手術が必要とわかり・・・
Kさんが病院に着くまでに様態が急変したら、家族の署名なしでも手術をするということだったらしい。

でも。
もし、耳鼻咽喉科でなく風邪だと思って内科に行っていたら・・・
もし、夜中だったら・・・
気付かずに窒息死していただろうと言われらそう。

たった一言が、生死を分けてしまうことがある。
その一言が、命をつないだんだなあ・・・

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桜

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