おばあちゃんの匂い
2007年5月19日数年ぶりに入院中の祖母に会いに行く。
久しぶりに見る祖母は、元々痩せていたけれど更に痩せていて。
「おばあちゃん」と声を掛けると、ニコッって微笑んでくれた。
手を差し出すと、祖母も手を差し出して。
久しぶりの祖母の手は温かいなって思った。
その時。
ふっと懐かしい匂いがした。
「ああ・・・おばあちゃんの匂いだ」と口をついて出た。
幼い頃、よく祖母の家に遊びに行った。
その時に匂いだった。
祖母は、痴呆はあるけれど体はどこも悪くない。
ただ、老衰のために弱っていっているだけだ。
きっと、今日、私と会ったこともわからないのかもしれない。
でも、それでもいいのだ。
祖母の纏う匂いにまた出会えただけで。
久しぶりに見る祖母は、元々痩せていたけれど更に痩せていて。
「おばあちゃん」と声を掛けると、ニコッって微笑んでくれた。
手を差し出すと、祖母も手を差し出して。
久しぶりの祖母の手は温かいなって思った。
その時。
ふっと懐かしい匂いがした。
「ああ・・・おばあちゃんの匂いだ」と口をついて出た。
幼い頃、よく祖母の家に遊びに行った。
その時に匂いだった。
祖母は、痴呆はあるけれど体はどこも悪くない。
ただ、老衰のために弱っていっているだけだ。
きっと、今日、私と会ったこともわからないのかもしれない。
でも、それでもいいのだ。
祖母の纏う匂いにまた出会えただけで。
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