ある光景

2008年8月4日 趣味
そのショップは小さな交差点の角地にありました。
繁華街の外れ、周辺は駐車場が多い場所です。
閉店直後の店内は、道路に面する2面がガラス張りで、外は暗く中は明るいため、際立って見えていました。
男性スタッフが黙々と手を動かしています。
彼らは、営業時間中、よく見えるようにとハンガーに吊るしていたTシャツを、1枚1枚丁寧にたたんでいるのです。
おそらく、明朝、開店前に1枚1枚丁寧にハンガーに吊るしていくのでしょう。

その光景を思い浮かべた時、なんとも言えない気持ちになりました。
例えるとしたら。
彼らが、そして、彼らの扱う商品が、そして、彼らのショップが、とてもとても愛おしい。
それが一番近い感情かもしれません。

そのショップに足を踏み入れたことはありません。
おそらくメンズショップだと思います。
でも、こんな風に商品を大切に大切に扱っているショップなら。
私は自分の大切な人への贈り物を選ぶために、このショップに行って見たいと思いました。

それは、幸せを予感させる光景でした。

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桜

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